副作用

厚労省の副反応資料のみかた

今回のコロナワクチンを承認したり副作用報告をとりまとめているのは厚生労働省(以下、厚労省)です。ところが、この本家本元のホームページがかなりわかりづらい。コロナとコロナワクチン以外にも厚労省の仕事はたくさんあるため、厚労省のトップページから副作用報告を探すのは至難の業なので、このページでは最短で見るやり方をお伝えします。

コロナワクチンに関する副反応報告

厚労省のコロナワクチンに関する副反応報告はグーグル検索からは到底たどり着けないほど探しづらいです。まず、ざっくり解説するのでおおまかな流れをつかんでください。この記事の最後直リンクを貼ってるので、流れがわかったら直リンクから生の1次情報を見に行ってください。それではいきます。

【手順1】副反応報告の資料は赤丸で囲ったところの「資料」をクリックする

※画像をクリックすると該当ページにとびます

矢印の部分をクリックすると下記のように資料一覧がブワーッと出てきます。到底全部は読めません。今回は死亡者数だけ見ていきます。資料ズラーッとありますが、下記の赤枠で囲った「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」部分をクリックしてください。

※画像をクリックすると該当ページにとびます

ファイザー社のコミナティ筋注、モデルナ社のスパイクバックス筋注、アストラゼネカ社のバキスゼブリア筋注の3種類それぞれをクリックすればダウンロードできます。資料は100ページ以上ありますが、最初の1ページ目だけ見れば死者合計がわかります。下記はファイザーです。

「前回までの報告件数」と「今回の報告分」を足した分が、ファイザーワクチン接種後に死亡した数の累計となります。つまりワクチン接種開始してから、これまでに何人亡くなっているのかが、この資料の1ページ目でわかる、というわけです。ツイッターなどでよく見る死者数の合計表は、この資料を元に作られているのです。だから、全然デマではないのですが、こういった1次情報の出どころを知らないと、「死者数1000人超えなんてどうせデマでしょ?」と言われた時にモゴモゴと反論できなくなってしまいます。

 

副作用報告ってアテになるの?

ここでいう副作用報告とは、正確にはワクチン接種後の「有害事象報告」と言います。ワクチンと因果関係がわからないケースでも有害事象として医師が報告しているものです。「因果関係がわかってないんだから、こんなものアテにならない」という意見もあります。例えば、ワクチンを打った人が交通事故で死んでも有害事象報告にあげられて死亡カウントされる、と難癖つける人もいます。しかし、現実的な話をすれば、有害事象報告書を作成するのはかなりの手間なのです。義務でもなければ書いたところで報酬がもらえるわけでもなく、製薬会社の社員ともいろいろやり取りするなど面倒なことこの上ないのです。ですから、多忙な医師にとって、明らかにワクチンと関係のない有害事象を報告するメリットは何一つありません。一方で、ワクチンを接種する医師には高額報酬が国からバンバン出ます。お金に目がくらんだ医師と、一切のメリットがないけど副作用報告をする医師、果たしてどちらが信用に値する医師でしょうか?

病院によっては、有害事象報告を書くなと言われたり、書いても上で止められるなど妨害されるケースもあります。そのような状況下でも、すでに死亡例だけで1400件以上あるのですから、実態はもっと多いだろうと予測されます。よって「なんでもかんでもワクチンのせいにしてるw有害事象の意味わかってないw」と副作用報告をこき下ろす人が一般人だけでなく医師にもいますが、こうした事情を全くわかっていないトンチンカン発言だと思っていいです。

 

自力で1次情報を取りにいける人になろう

以上のことから、ワクチン接種後死亡の数は陰謀論でもデマでもなく厚労省の公式資料からわかることです。それをデマというのなら厚労省の公的資料がデマだと言っているのに等しいのです。2021年、河野ワクチン大臣は「ワクチンの副反応はデマだ」と公言した時でさえ、厚労省のホームページでは副反応資料が定期的に公開されていたのです。もし、あなたがワクチン接種後の副反応について誰かに伝えて「デマ扱い」されたとしても、厚労省の副反応資料のみかたを知っていれば、デマではないことを堂々と説明することができますね。ネットで出回っている情報を見た時も、これはこの資料を元にしているな、これはデマだなと判別もできるようになります。ですから、こうした1次情報を自分で取りにいけるのは非常に重要です。医師でさえこの資料を取りにいけない、存在すら知らない人が多数いる現状です。それなのに高額報酬がもらえるからといって誰彼かまわずワクチンを接種しまくるのは、医師にあるまじき行為ではないでしょうか。

 

直リンク一覧

●これまでの副作用報告の目次一覧
※過去の報告書も同じ手順ですべてダウンロードできます。

●2月18日分の死亡報告の概要資料
ファイザー社のワクチン
モデルナ社のワクチン
アストラゼネカ社のワクチン

これで副反応についての1次情報を取りにいけるスキルは身につきました。お疲れさまでした!非常にわかりづらいことを体感できたかと思います。接種から1年たっても厚労省はずっとこんな資料の出し方をやっているのです。そのため、有志の方で副反応データベースという、非常に使いやすいサイトを作ってくれています。この副反応データベースは、厚労省の膨大な資料を元にできているので、このデータベースから出される検索結果がデマであるはずはありません。厚労省のこの資料群を見れば、いかに副反応データベースがありがたい存在なのか、身にしみてわかると思います。●使いやすくて見やすい副反応データベースはこちらから

 

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